工場やオフィスビルの天井面で照明器具への配線として使われることが多い工事方法です。 1種金属線ぴと2種金属線ぴの違い 金属線ぴには 2つのサイズ があります。 違いは「幅」だけです。. 金属線ぴ工事の要点を図解で解説。1種メタルモール・2種レースウェーの違い、使える電線はOW線を除く絶縁電線、使用電圧300V以下でD種接地。屋外・屋側に施設できない点やD種接地の省略条件(4m・8m)まで配線設計のポイントをまとめました。
電線ダクトとは、整理、保護のために、電線を収容する金属製や合成樹脂製のダクトのことである。
概要
多数の電線を配置する場合に、電線の整理のためにダクトに収容したり、感電対策などで電線に触れないように保護したり、電線そのものの保護を目的としてダクトに収容する際に使用される。電線を保護する目的は電線管と同様であるが、電線管が配線の末端側である機器類への配線の保護に主に用いられることに対して、電線ダクトは複数の配線を束ねる配電元側 (幹線側) に用いられることが多い。配電元から末端に至るにつれ、電線ダクトから電線管へ分岐する敷設は一般的である。
日本の技術基準では、湿気・水気のある場所や点検できない隠蔽した場所での施工が制限される。
日本語では「線ぴ」と言う。漢字では「線樋」と書くが、「線ぴ」と書くのが一般的である。
配線 (ケーブル) の搭載方式などで名称は異なる。国土交通省の公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)や公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)では「金属ダクト」の名称に加えて、ケーブルを載せる方式の架を「ケーブルラック」と呼称している。ケーブルラックは上方が開放型が多いものの、カバー付の製品構成もあり、四方を密閉にてダクトとラックの呼称を使い分けているとは言い難い。ケーブルラックには、底側に開口がないトレー型、底側が梯子形状に開口が設けられたラダー型がある。トレー型には穴あけして通気性 (放熱性) を確保している製品がある。
種類
金属製のものは幅5cmを境に金属ダクトと金属線ぴに分けられ、主に樹脂製が用いられる配線ダクトもある。
金属ダクト
ビルや工場などで多数の電線やケーブルを収納・保護するために用いられる金属製のダクト。ワイヤリングダクトとも呼ばれる。日本では幅が5cmを超え、かつ厚さが1.2mm以上の鉄板又はこれと同等以上の強さを有する金属製のものでなければならないと定められている。
- バスダクト
工場やビルなどの変電室から、従来は電線やケーブルで行われていた幹線を 冷却性や大電流に対応できる銅帯(ブスバー)にて配線
短絡や感電事故防止で離隔距離の確保及び囲う目的で使用される。
- フライダクト、ライティングダクト
金属製の樋形の本体の側面に多数のコンセントを配列し、各コンセントに接続した内部配線と電源からの配線とを接続する端子板を設けるもの。劇場、会館ホール等に設置される舞台照明設備の一部として設置される。
- トロリーダクト
工場の天井クレーンなどでトロリ線を納めた金属ダクトをトロリーダクトと呼ぶ。
- フロアダクト
- ファクトライン
金属線ぴ
金属製の樋形の本体に電線・ケーブルを収納してカバーを取り付けるもの。日本国内では一種金属製線ぴと二種金属製線ぴに分けられる。
材質は黄銅または銅で堅牢に作られ、幅5 cm以下、厚さ0.5 mm以上と定められている。いずれも適合規格は電気用品安全法で、線は断面積の20 %まで収容可能である。
- 1種金属製線ぴ
「メタルモール」と呼ばれ、壁面露出で配線やケーブルを立ち下げてコンセントなどを取り付けて設置する。新築物件では壁内に配線が隠れてしまうため目にすることが少ないが、レイアウト変更や改築によって配線の変更が行われればメタルモールが設置される。メタルモールの仕様には縦11.5 mm × 横25.4 mmのA型と縦20 mm × 横40.4 mmのB型に分けられる(縦30 mm × 横60 mmのC型もあるが、一種金属製線ぴではなく金属ダクトに分類される)。
付属品でケーブル工事用の表示がある物は上カバーのみの構成であるのに対して 無表示の付属品は全周が金属で覆われている。
このためケーブル工事用表示の無い付属品のみを用いた場合は 配線材として絶縁電線が使用可能である
- 2種金属製線ぴ
「レースウェイ」と呼ばれ、地下駐車場や倉庫、駅のプラットホームなどの天井から電気供給する目的で吊ボルトで吊り下ろす形で設置される。型式はA型からF型まである。
合成樹脂線ぴ
2011年(平成23年)の電気設備の技術基準の解釈が改正によって削除され、日本国内の電気工事には使用できなくなった。現在では通信用ケーブルやアンテナケーブルなどの配線の美観を保つための電気工事以外の用途に使用されている。
過去に松下電工より ケースウエイ という商品名で主に団地向けの配線材として用いられていた。
配線ダクト
配電盤や制御盤などで電線の束を収容し、任意の位置で電線を取り出すために取出孔が規則的に配列された合成樹脂製のダクト。配線作業が終わると蓋を取り付ける。 星和電機製の カッチングダクト の商品名で通じる。
脚注
参考文献
- 常深信彦『電気工事が一番わかる』(初版)技術評論社、2014年11月5日。ISBN 978-4-7741-6746-6。
関連項目
- 電線管
- 電気工作物
- 電気用品安全法
架空線工事 株式会社FEN
第二種電気工事士 工事施工方法
【第一種電気工事士】筆記試験68. 金属線ぴ工事 YouTube
【金属ダクト工事・金属線ぴ工事】ダクト、メタルモール、レースウェイ 1から学ぶ第2種電気工事士 YouTube
一種線ぴ工事施工要領 金属線ぴ工事 場所 官庁営繕:電気設備工事標準歩掛り目次 BNXJCE
電気工事における配管(電線管)の使い分けについて解説 電気工事と電磁気学
一種線ぴ工事施工要領 金属線ぴ工事 場所 官庁営繕:電気設備工事標準歩掛り目次 BNXJCE
配管・メタルモール(一種金属線ぴ工事) | 電気設備工事のことなら「石津電気」へお任せください
第二種電気工事士学科試験の4択クイズ 電線管・ダクトの記号
電線とポリ管が踊る!電気の先行配線と水まわりの先行配管 工事班の現場通信 toolbox
接地線工事手順 接地工事施工方法 LQDG
電気工事 引込線工事 株式会社朝日機工
金属線ぴ・金属ダクト・バスダクト工事の違いと施工ルール【第二種電気工事士】
第二種電気工事士 工事施工方法
金属線ぴ・金属ダクト・バスダクト工事の違いと施工ルール【第二種電気工事士】
電線管工事手順 電線管 布設方法 UNGM
金属線ぴ工事 内線規程 金属線ぴ工事 NSHZU
レースウェイ・メタルモール 金属線ぴ工事の種類・設計と計画
施工場所と工事種類(金属ダクト工事、金属線ぴ工事、ライティングダクト工事、バスダクト工事、セルラダクト工事、フロアダクト工事、平形保護層工事
電気工事における配管(電線管)の使い分けについて解説 電気工事と電磁気学
メタルモール・レースウェイの設計と計画 施工場所と接続の制限 メタルモールやレースウェイの「金属線ぴ工事」は、カバー付きの保護ケースのような形状となっており、電線の挿入や引抜きができる形状ではないため、点検できない隠ぺい場所には敷設できない。「乾燥した露出場所」また.. 第二種電気工事士学科試験の「工事施工方法」の分野で出題される「金属線ぴ工事」についてまとめています。金属線ぴ工事は1種金属製線ぴ(メタルモール)、または2種金属製線ぴ(レースウェイ)を使う工事で、金属線ぴの中に電線を通して配線する工事です。