【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書・漢字と、かなの調和〜 <書濤2025 2月号 解説⑦条幅 詩文書 調和体 半切 半折> YouTube

by July 1, 2026
1 minute read

仮名交じり文の系統は2つ存在する。『万葉集』に代表される 和文 と、『日本書紀』に代表される 漢文 である。 当時の 日本 においては、主に 公文書 などで中国由来の 漢文 を用いて文章を作成した。 漢文訓読 というやり方で、元来の 中国語 でなく 日本語 で漢文を読む事が行われ.. その第一歩となったのが、万葉仮名という表記体系だった。 万葉仮名──すべてを”漢字で”書いていた時代 奈良時代(8世紀)に成立したとされる『万葉集』は、日本語が最初に本格的に”書かれた”記録として知られる。

仮名交じり文(かなまじりぶん)とは、漢字を主体としてこれに仮名を含めて書かれた文章。

概要

仮名交じり文の系統は2つ存在する。『万葉集』に代表される和文と、『日本書紀』に代表される漢文である。

当時の日本においては、主に公文書などで中国由来の漢文を用いて文章を作成した。漢文訓読というやり方で、元来の中国語でなく日本語で漢文を読む事が行われ、片仮名はそれを補助するために生み出された。助詞・助動詞・語尾などや漢字で表しにくい副詞などで片仮名表記が行われた。特に漢文訓読が必要とされていた経典などの訳注を施す際には、漢字よりも右側に寄せた小文字の片仮名で訓釈に用いる語句を施した。

一方で和文として、日本語の文章を漢文でなく日本語そのままで書くやり方も行われた。最初は万葉仮名を用いたが、やがて平仮名へと発展した。しかし、全てを平仮名で書くとかえって読み難い場合があるのと、大和言葉には該当する語彙が存在せず漢語の語彙を使わなくてはならない場合があり、主に名詞などで漢字が用いられた。なお、万葉仮名の段階で、本来の意味としての漢字と、万葉仮名を混ぜて書いた文章を、宣命体という。

院政期になると、その両者が融合した文章が書かれるようになる。物語文学などで、片仮名による仮名交じり文が用いられるようになった。その最初期の物語作品である『今昔物語集』においては、漢文訓読の影響で片仮名を右側に寄せて小さく記載していたが、後に仮名の位置や大きさも漢字と同じものとなった。さらに、当時から主に女性によって用いられていた平仮名による文章を、漢文を訓釈するのと同じ要領で片仮名に書き直したものや平仮名と片仮名を併用した文章など、古くからの漢文訓読と当時の口語の影響を受け、様々な形態の仮名交じり文が発生した。

和漢混淆文の成立によって、仮名交じり文のスタイルはほぼ完成された。基本的には和文の形式であるが、漢語の語彙を多数取り入れた文章である。従来の和文は、仮名を主体としてこれに漢字を含めて書かれた文章として仮名文と呼んで区別されたが、後世にはこうした区別は明確ではなくなった(『国史大辞典』)。当初は平家物語などの文学作品の記述に用いられたが、鎌倉幕府が和風化された漢文書式を用いるようになって以後、これに準じた形式として漢字と片仮名による仮名交じり文が公文書でも採用され、明治期の法令や普通文もこの形式が採用されており、例えば日本の現行の民法や刑法は、制定時にこの形式で書かれた。なお、口語においては日本語そのものに変化が見られたが、文語においては長らく中古日本語の文法が保持され、文語と口語の乖離が進んでいった。

明治時代より言文一致運動により、口語との乖離が著しくなった文語を、口語に準じた形に書き表すようになった。当初は文学作品が中心であったが、やがて新聞記事、公文書など採用範囲は広まっていき、戦後は日本国憲法も口語に準じた体裁で書かれた。戦前に制定された法律は長らく文語のままであったが、民法口語化・刑法口語化(平成7年5月12日法律第91号)の過程で修正が行われた。また、平仮名と片仮名の使い分けも、戦前は詔勅や法令や低学年の教科書に多く見られた、漢字と片仮名による仮名交じり文と共に、新聞記事や小説や高学年の教科書に多く見られた、漢字と平仮名による仮名交じり文も併用されたが、戦後は通常は漢字と平仮名による仮名交じり文に統一することとし、また従来通り漢語以外の外来語を片仮名で書く形式が採用され、官民ともに定着することになった。

参考文献

  • 小林芳規「漢字仮名交り文」(『国史大辞典 3』(吉川弘文館、1983年) ISBN 978-4-642-00503-6)

脚注

注釈

関連項目

  • 日本語の表記体系


若越習字 高校生大人 仮名、漢字かな交じり作品 越前市の書道教室 田中映華のブログ

若越習字 高校生大人 仮名、漢字かな交じり作品 越前市の書道教室 田中映華のブログ


漢字かな交じり文 神戸市垂水区 ペン字・通信添削講座・硬筆書写技能検定・毛筆書写技能検定

漢字かな交じり文 神戸市垂水区 ペン字・通信添削講座・硬筆書写技能検定・毛筆書写技能検定


【書道 漢字かな交じり書】~字形とバランス!~<書濤2021 12月号 解説⑦条幅> YouTube

【書道 漢字かな交じり書】~字形とバランス!~<書濤2021 12月号 解説⑦条幅> YouTube


【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書〜 <書濤2024 12月号 解説⑦条幅 詩文書

【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書〜 <書濤2024 12月号 解説⑦条幅 詩文書 調和体 半切 半折> YouTube


【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書〜 <書濤2024 2月号 解説⑦条幅 詩文書

【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書〜 <書濤2024 2月号 解説⑦条幅 詩文書 調和体 半切 半折> YouTube


漢字仮名交じり作品のポイント! YouTube

漢字仮名交じり作品のポイント! YouTube


【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書・漢字と、かなの調和〜 <書濤2025 2月号 解説⑦条幅 詩文書

【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書・漢字と、かなの調和〜 <書濤2025 2月号 解説⑦条幅 詩文書 調和体 半切 半折> YouTube


日本代購代標第一品牌【樂淘letao】-日展理事・近藤攝南 『日本の言葉を書く 漢字かな交じりの書』 2001年刊 書式と表現 素材の選び方

日本代購代標第一品牌【樂淘letao】-日展理事・近藤攝南 『日本の言葉を書く 漢字かな交じりの書』 2001年刊 書式と表現 素材の選び方


漢字かな交じり書道小品展 表装専門 調古堂 佐世保の表具店

漢字かな交じり書道小品展 表装専門 調古堂 佐世保の表具店


全体像を大切に!漢字かな交じり書【書道】<書濤2021 8月号 解説⑦条幅> YouTube

全体像を大切に!漢字かな交じり書【書道】<書濤2021 8月号 解説⑦条幅> YouTube


【書道】作品づくり解説 窮屈感を緩和する縦への意識!! 解説 漢字かな交じり書<書濤2025 7月号 解説⑦条幅

【書道】作品づくり解説 窮屈感を緩和する縦への意識!! 解説 漢字かな交じり書<書濤2025 7月号 解説⑦条幅 詩文書 調和体 羊毛筆 半切


【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書〜 <書濤2025 4月号 解説⑦条幅 詩文書

【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書〜 <書濤2025 4月号 解説⑦条幅 詩文書 調和体 半切 半折> YouTube


漢字仮名交じり文の練習 一邱庵の書活

漢字仮名交じり文の練習 一邱庵の書活


【書道 漢字かな交じり 半紙】2021年書統10月号解説動画 YouTube

【書道 漢字かな交じり 半紙】2021年書統10月号解説動画 YouTube


【書道 条幅】漢字かな交じり書の作品づくり!!<書濤2023 10月号 解説⑦半切 半折> YouTube

【書道 条幅】漢字かな交じり書の作品づくり!!<書濤2023 10月号 解説⑦半切 半折> YouTube


【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書〜 <書濤2024 8月号 解説⑦条幅 詩文書

【書道】運筆と解説 〜漢字かな交じり書〜 <書濤2024 8月号 解説⑦条幅 詩文書 調和体 半切 半折> YouTube


【書道 漢字かな交じり】2022年書道日本8月号解説 YouTube

【書道 漢字かな交じり】2022年書道日本8月号解説 YouTube


【書道】作品づくり解説!〜字の中の「間」〜羊毛筆 漢字かな交じり書<書濤2023 9月号 解説⑦条幅 詩文書 半切

【書道】作品づくり解説!〜字の中の「間」〜羊毛筆 漢字かな交じり書<書濤2023 9月号 解説⑦条幅 詩文書 半切 半折> YouTube


若越習字 高校生大人 仮名、漢字かな交じり作品 越前市の書道教室 田中映華のブログ

若越習字 高校生大人 仮名、漢字かな交じり作品 越前市の書道教室 田中映華のブログ


仮名漢字交じりの威力|鈴木良実

仮名漢字交じりの威力|鈴木良実

はじめに 漢字かな交じり (調和体) は、漢字と仮名を巧みに組み合わせて書かれた日本語の記載方法であり、日常的な文書表記から芸術的表現に至るまで幅広く活用されています。この書風の特異性は、単に漢字と仮名を混ぜて書くという点に留まらず、両者の美しい調和を目指すものです.. 日本語の表記体系 (にほんごのひょうきたいけい、 英: Japanese writing system)では、 日本語 の 文章 等を 文字 によって表記する為の系統的な方法について解説する。本項目では 現代日本語 の 表記体系 とその 歴史 を扱っている。日本語の概略に関しては 日本語 を参照。